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久々に短編物でも。以下に続き。
「マリア、ありがとう。」
思えば。これが始まりだったのかもしれない。
「あっああっ! マリア!! もうやめて!」
「えー、もう? こんなことで気持ちよくなったのー?」
「・・・マリア、君はひどい・・・」
荒い息をつきながらシャドウが言う。
「シャドウが余りにも気持ち良さそうだったから、ついやりすぎちゃったわ。ごめんね、シャドウ。」
横で並んで寝そべっているマリアが言う。
「頼む、僕の尻尾で遊ばないでくれ。」
「でも、シャドウの尻尾ってさわり心地いいわ~
それに。尻尾をなでると脱力するところなんて可愛いわよ。」
「ああっ」
「ほんと、可愛いわ~」
背中のトゲも優しくかき、続けて尻尾の付け根から先端にかけてなぞっていく。
「あう・・」
ゾクゾクと快感に震えるシャドウ。
「うふふ。普段とは違った顔が見れていいわ~
でも、シャドウの可愛いところをみれてよかったわー」
「僕としては恥ずかしいのだが。」
[2回]