「七つが集いし混沌の輝石よ!お願いだ、この星に住む者全てに希望を与えてくれ!」
ファングが願う。
光満ちる中、誰かの姿が見える。
『アンタは?』
姿を見て、
『そうか、アンタだったんだな。』
『もうすぐ全てが変わる。オレもオマエもな。
・・・最後に会えて良かったよ、ファング。』
光が強くなり、全てが真っ白に輝く。
目が覚めたとき、先ほどまでの荒涼とした荒野は消え、あたり一面草原となっていた。
「・・・やれやれ、帰るの苦労するなぁ」
数日前。
遺跡に一番近い都市。
ここで必要なものを購入し、あとは宿を取るのみ。
探していると、青いハリネズミから声をかけられる。
「宿を探しているのかい? 安くしとくよ。」
そう言ったところで、顔をじろじろと見られる。
「・・・アンタ、前に会ったことある?」
「いや・・・無い、と思う。」
「ふーん・・・ところでさ、アンタ、暇かい? 暇ならオレと遊ばない?」
「あっぁーーー!」
何度目になるかわからない絶頂を迎える。ペニスから勢い良くビュクビュクと噴き出す精。
同時にファングも奥深く突き上げたペニスから精をドクドクッと中に注ぎこまれる。
「あー・・・」
強い余韻に酔いしれる青い体。腹や頬が桃色に上気し、飛び散った精が白く染め上げている姿は扇情的である。
ペニスを引き抜くと、ぽっかりと開いたままのアナルからゴポッと大量の精が流れ出る。
「ファングって、元気だなぁ・・・」
「そういうお前もまだここがビンビンじゃないか。」
指でピンと弾いてみればかぁっと顔が赤くなる。
体勢をひっくり返され、ファングの方に尻が突き出される格好になる。
「・・・なんか恥ずかしいんだけど。」
「ここまで乱れてから言うセリフか? 違うだろ。」
ペニスを入り口にあてがい、一瞬間を置いて一気に挿入する。
浅く深く、緩急入れながら前立腺をゴリゴリと刺激する。
「あっあ゛っなにこっふぇっ、うぁ゛ーー!!」
痛々しいほどに張り詰めたペニスから透明な先走りがピュッピュッと出る。
しかし、ファングはまだ腰を止めない。
「もっと気持ちよくイカせてやんよ。」
ファングの手がペニスをつかみ、ぎゅっと握る。
「ぞ、ぞんなところ握らにゃいでぇ! 出にゃくなっちゃうぅー!」
出口をふさがれ、行き場を無くした精がぐるぐると中を巡る。
ファングも限界に近いのか、ガツガツと腰を打ち付ける。
強すぎる快感に涙を流しながら悶える青いハリネズミ。
「出すぞッ・・!」
ファングの精が中に吐き出されると同時にペニスを掴んでいた手を離す。
「あぎぃぃーー!!」
塞き止められていた精が一気に吐き出され、勢い良く飛び散る。
ファングのペニスがアナルから引き抜かれると、支えを失った体が自ら吐き出した精の中に崩れ落ちる。
後始末して、横になる2人。
「しかし、何で俺を誘ったんだ?」
「なんというかさ、初めてって感じがしないんだよな。まるで、遠い昔に会ったことがあるっていう感じだったんだよ。だから気になってさ。」
「そうか・・・」
「ファング、ここから出て行くんだろ?俺も一緒に連れて行ってくれ。」
「・・・本気?」
「うん。ここにいるのもいいんだけどさ、外がどうなっているのか、知りたいんだ。」
「なら、少し待ってくれないか。これから行くところが最後の目的地だから、そこが終わり次第お前を拾いに戻るよ。」
「約束したな? 必ず戻ってきてくれよ?」
「ああ。」
数日後、最後に立ち寄った都市に戻る。
そこに青いハリネズミの姿は見えなかった。
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